専門看護師の特定専門看護分野の中に地域看護があります。 地域看護の専門看護師の役目は、 地域の専攻分野専門における看護について的確なアセスメントと計画が出来ること、 人々のニーズに沿って予防・健康回復・リハビリテーションについて卓越した看護を実践すること、 人々の生活実態に沿って健康とそれに関わる生活問題について看護面から具体的にケアできること、 看護ジェネラリストに対し実践のモデルとなり、相談や教育的機能を果たすことが出来ること、 人々のニーズに沿ってケアのコーディネーターとして保健医療福祉職に対してケアの調整・統合をし、 ニーズを組織的に解決するように機能出来ること、 ケアのための社会資源の有効利用・資源化・開発が出来ること、 看護知識や技術を開発し、実践の改善や変革のための研究が出来ること、 倫理的課題を重視した看護を行うとともに倫理的問題を解決・改善するための調整が出来ることです。 地域看護の専門看護師は、高齢社会に伴う急増している在宅看護ニーズに対応するスペシャリストとして、 その活躍が期待されています。 訪問看護を行うだけでなく、ヘルパーやボランティア・地域の医師 ・近隣の住民といった人的資源を含む社会資源の有効活用、訪問看護を行う病院ナースの教育、 家族へのサポートなど、幅広い役割が求められています。 平成18年11月現在、日本看護師協会に登録されている地域看護の専門看護師数は全国で6名です。