認定看護師について 認定看護師の特定看護分野の中にがん化学療法看護があります。 認定看護師のがん化学療法看護の役目は、がん化学療法に関する専門的な知識を基に、 治療を受ける患者さんを様々な領域から支援すること、 抗がん剤治療によって起こる副作用症状を軽減し、治療に伴う苦痛が緩和できることを目指して看護を行うことです。 抗がん剤治療により、がん細胞だけを狙い打つ標的療法の登場により治療の効果は急速な進歩を遂げているのですが、 裏腹に全身治療であるために副作用が大きな問題となっています。 がん化学療法看護の認定看護師の活動としては、 患者さんに対しては化学療法についての基礎知識や抗がん剤についての情報提供、 初めて治療を受ける事への不安や副作用への対応、治療を受ける上での不安や疑問への対応をします。 看護師に対しては、化学療法の知識提供のための勉強会を企画・運営します。 他職種からの要請に基づきアドバイスを提供します。 さらに研究を行い、医師や薬剤師と連携を取り医療チームとして患者さんや家族のケアを行います。 がん化学療法看護の認定看護師になる場合、 通算3年以上がん化学療法を受けている患者の多い病棟での看護経験を有すること、 がん化学療法を受けている患者の看護を5例以上担当した経験を有することです。 平成19年1月現在、日本看護師協会に認定されているがん化学療法看護分野の認定看護師数は全国で147名です。