認定看護師について 認定看護師の特定看護分野の中にホスピスケアがあります。 認定看護師のホスピスケアの役目は、ホスピス・緩和ケア病棟及び在宅における進行がん患者と、 家族への支援に関する最新の知識と技術を習得し、患者さんが出来るだけ安楽な状態を維持するために、 患者さんの意思決定を支え、患者さんの体力に合わせた水準の高い看護実践を行います。 またその実践力を基盤として他の看護師の指導や相談を担う役割を果たしています。 ホスピスケアとは、治癒が困難な進行性の疾患の患者の進行に伴う苦痛な症状や、 心理社会的な課題に対して苦痛を緩和し、最後の瞬間まで生きることを支え、 患者さんと家族のQOLの向上を最大限に追求するチームあるいはコミュニティ全体で行うケアの概念です。 具体的な実践と必要な知識と技術は、徹底した苦痛症状の緩和 (疼痛及び進行がんに伴うその他の苦痛症状の緩和・・・リンパドレナージ、呼吸理学療法、口腔ケア等)、 心理的・社会的・スピリチュアルケアを含む全人的ケア、家族へのグリーフケアです。 ホスピスケアの認定看護師になる場合、通算3年以上、終末期の患者さんの多い病棟、 または在宅ケア領域での看護経験を有すること、 がん終末期患者の看護を積極的治療が行われてから死に至るまでを通して5例以上担当した経験を有することです。 平成19年1月現在、日本看護師協会に認定されているホスピスケア分野の認定看護師数は全国で299名です。