認定看護師について 認定看護師の特定看護分野の中に重症集中ケアがあります。 近年、高度医療・救命医療の発展によりICUやCCUなどの集中治療領域では、 看護職における専門家育成が必要だという声が上がり、誕生したのが「重症集中ケア認定看護師」です。 認定看護師の重症集中ケアの役目は、重症かつ集中治療を必要とする患者さんとその家族への看護、 いわゆる生命現象の危機状態にある人間の反応に対処する看護です。 英語ではクリティカルケアという単語が相当し、医療界では和製英語となりつつありますが、 この用語は本来治療と看護ケア全体を包括した意味で使われます。 具体的な実践と必要な知識と技術は、 急性かつ重篤な病態を理解した患者の日常生活援助(フィジカルアセスメント、メンタルアセスメントに基づいた日常生活援助)、 障害の程度を最小限に回復を促進する早期リハビリテーション(ADL拡大、 呼吸理学療法、心臓リハビリテーション、嚥下障害)のケア等です。 認定看護師の重症集中ケアの活動の場は主に、 集中治療室(ICU、CCU)などの集中治療室を持たない病院でも集中治療室の役割を果たす場です。 重症集中ケアの認定看護師になる場合、通算3年以上重症集中ケア部門、 または小児重症集中ケア部門(手術室・NICUは除く)での看護経験を有すること、 疾病・外傷・手術などにより高度に侵襲を受けた患者の看護を5例以上担当した経験を有することです。 平成19年1月現在、日本看護師協会に認定されている重症集中ケア分野の認定看護師数は全国で328名です。