フローレンス・ナイチンゲール(1820-1910)は、数々の素晴らしい功績により近代看護の歴史的道を切り拓きます。 19世紀初頭、ナイチンゲールは看護師になりたいと決心してから、すぐに行動には出ず、 15年~16年の間、自分なりの学習を積み重ね、多くの施設を見学し、 当時の患者がおかれた実態の把握に努めていました。 その知識を元に、 ナイチンゲールはクリミア戦争(1853-1856)の真っ只中に自ら出向いて敵味方関係なく、献身的に看護を行いました。 クリミアでの献身的な看護により、ナイチンゲールは「クリミアの天使」と呼ばれます。 イギリスに帰国後、ナイチンゲールはクリミアに出向く前の長年の学習や見学等によって得た知識、 戦地での看護によって得た知識を歴史上初めての「看護覚え書」(1859年)という書物にまとめました。 この「看護の覚え書」には歴史に残る看護に必要な現代にも受け継ぐ言葉が書かれており、 何百年と経った現代でも若い看護学生に読む様に勧める書物だそうです。