専門看護師の特定専門看護分野の中にクリティカルケア看護があります。
クリティカルケア看護とは、生命危機状態にある患者さんの看護のことで、
呼吸・循環などに重大な機能障害があり、
生命を維持するために絶間無い観察や人工的臓器サポートを必要とする人達の回復を支援する看護の事です。
クリティカルケア看護の専門看護師の役目は、
医学的介入の必要性および治療処置の効果について判断し、言語的コミュニケーション不能な患者の苦痛の程度を推測すること、
継続中の治療処置を妨げずに必要なケアが提供でき、患者の痛みを緩和すること、
道徳的価値対立状況を妥当に認知し、その状況の中で患者・家族が最善の選択を行えるよう援助すること、
特殊治療環境下における心身のストレスに対処すること、
患者の人権擁護のためすすんで発言し、最適医療の提供に向けて状況改善の努力をすることです。
クリティカルケア看護は主にICUやCCUと呼ばれる集中治療室で行われる事が多いです。
平成18年11月現在、日本看護師協会に登録されているクリティカルケア看護の専門看護師数は全国で13名です。