専門看護師の特定専門看護分野の中に成人看護(慢性)があります。
成人看護(慢性)の専門看護師の役目は、
慢性病が個人および家族の健康や生活に及ぼす影響・特徴と、
それに対する反応・療養行動特性を理解し、慢性病の予防・管理が出来ること、
慢性疾患の病態生理と慢性病を持つ人の発病から死に至るまでの間の変化(~急性憎悪~緩和~均衡~不安定~悪化~)を、
心理社会的側面を含めて理解し、必要な看護支援を提供すること、
慢性病を持ちながら質の高い生活をするという視点を重視し、その人の身体的、心理社会的対処能力を高めること、
専門知識・技術の向上を図るために看護活動に関する研究活動に参加し支援することです。
具体的な実践としては、がんを始めとする慢性疾患、
特に炎症性腸疾患などを抱えて生活している患者さんへの看護や、家族へのサポート、
継続ケアや緩和ケアの援助、QOL向上のための生活習慣の改善や食生活のアドバイスをします。
平成18年11月現在、日本看護師協会に登録されている成人看護(慢性)の専門看護師数は全国で13名です